2011年11月02日

The Jester Race/In Flames

ザ・ジェスター・レースザ・ジェスター・レース
イン・フレイムス

曲名リスト
1. デッド・エタニティ
2. ザ・ジェスター・レース
3. グレイヴランド
4. ムーンシールド
5. ザ・ジェスターズ・ダンス
6. ディセンバー・フラワー
7.アーティファクツ・オブ・ザ・ブラック・レイン
8. デッド・ゴッド・イン・ミー
9. ウェイフェアラー
10. ロード・ヒプノス
11. デッド・エタニティ(デモ・ヴァージョン)
12. ザ・インボーン・ライフレス~デッド・ゴッド・イン・ミー(同)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


スウェーデンを代表する北欧叙情デスメタル・バンド
イン・フレイムスの96年発表の2作目のフル・アルバム
アンダース・フリーデン(vo)が加入しての初めてのアルバム。

今や世界的に活躍している彼らだが、
この頃はまだまだ洗練されておらず、
現在と比べると演奏技術もまだまだといった感じ。
曲が唐突に終わることも多く、
詰めの甘さを感じるかもしれない。

カーカスやアット・ザ・ゲイツが提示してきた
「基本はデスメタルで味付けでメロディを加える」
というスタイルとは少し違って、
あくまで北欧らしい抒情的なメロディがキモであり
溢れるようなメロディをツイン・ギターで弾きまくり
そこにデスボイスを被せていくという
彼ら独自のスタイルを作り上げた。

Cムーンシールドなんかは特に
自国の民謡、フォーク/トラッドの影響も強く、
ワルツのリズムも使用している。
デスメタルと言える部分はボーカルのみ。
この辺が先ほど上げたバンド2つのバンドとは全く違う。

その他の曲も極上のメロディが詰まっており
天才的なメロディーメーカーである
イエスパー・ストロムブラード(g)の才能が発揮されている。
特に正統派メタルのFは名曲。

Eの流れるようなギターソロは鳥肌が立つほど素晴らしいが
弾いているのはゲスト参加のギタリストで、
ディメンション・ゼロにも参加しているフレドリック・ヨハンソン。

少々青臭いながらも、エモーショナル&メランコリックで
ギター・オリエンテッドな作風は、
ジャンルは全く違うがウィッシュボーン・アッシュや
フランスのタイ・フォンなどにも通じる。

このアルバムが多数のフォロワーを生み出したのは間違いなく、
メタルコア・バンドがよく言う「イエテボリ・スタイル」は
アット・ザ・ゲイツの「スローター・オブ・ザ・ソウル」と同じくらいに
このころのイン・フレイムスの影響が強いように思われる。

自分はメジャーになったイン・フレイムスももちろん好きで、
彼らの最高傑作はここから10年後に発表される
「カム・クラリティ」だと思っているが、
なぜか無性にこのアルバムが聴きたくなる。

この頃のサウンドにこだわる人が多いのもわかる。
ラベル:IN FLAMES
posted by naganopeth at 20:56| Comment(0) | I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。