2013年09月10日

Powerdose/Speedtrap


PowerdosePowerdose
SPEEDTRAP

曲名リスト
1. Redemption Of Might
2. Take Their Lives
3. Ready To Strike
4. Out Of Time, Out Of Line
5. Powerdose
6. Battle Cry
7. Reckless Endagerment
8. No Sympathy
9. Out For Your Blood
10. Get It Or Get Away
11. Midnight (Rough Ride)
12. Time To Die ※T-09 ~ T-12 日本盤ボーナス・トラック(Split LP「Speedtrap / Death With A Dagger」-2010- より)

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ヘヴィー・メタル大国フィンランドから
とてつもない可能性を秘めたメタル馬鹿が誕生した!

スピードトラップ、衝撃のデビューアルバム!!

いかにも80年代なセンスのバンドロゴから想像できるように
NWOBHMのエッセンスが凝縮されたスピードメタルで、
スピードウルフやエンフォーサーのような
愛すべきメタル馬鹿に通じるものがある。
しかも今作は完全アナログ・レコーディング仕様、
コンピュータの類は一切使用されていないという徹底ぶり!

とにかくメタル魂に火を付けるような曲ばかり。
打ち出の小槌のように出てくるスーパークールギターリフ
(メガデスやダイヤモンド・ヘッドばりの細かいリフがたまらん)、
ドライブ感抜群のリズムセクションと文句なし。
ヘッドバンギングに最適な体感速度も◎
この手のスタイルの音楽の多くは
ボーカルがヘタウマ系だったりするが、
スピードトラップのボーカルは非常に安定感がありかなりの逸材
(少し声は細めだが、音楽性にマッチしているので問題なし)。

また、スピード一辺倒かと思わせて
Cのようなグルーヴィーな曲も超素敵で、
憎たらしいほどにメタラーのツボを付いて来るぜ。
わずか8曲で終わる潔さもあいまって、
聴後の爽快感はスレイヤーの大名盤、
「レイン・イン・ブラッド」にも引けをとらぬ!

...こういうスタイルの音楽を
「過去の焼き直し」だと揶揄する人もいるが、
エンフォーサーのオロフが言うように、
正統派メタルは不変のものであり
古いも新しいも関係ないのである!
ヘヴィー・メタルは不滅!!

とにかくメタルが好きなら一度聴いてみましょう!
本当に言いたいことはたった一つだけ、
メタルが好きならとにかく一度聴いてみてください!!
posted by naganopeth at 13:12| Comment(0) | S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月30日

Ride With Death/ Speedwolf

ライド・ウィズ・デスライド・ウィズ・デス
スピードウルフ

曲名リスト
1. スピードウルフ
2. アップ・オール・ナイト
3. アウト・オン・ベイル
4. アイ・アム・ザ・ディーモン
5. タイム・トゥ・アナイアレイト
6. ネヴァー・トゥワイス
7. アイ・キャント・ダイ
8. デス・リッパー
9. ヘル・アンド・バック
10. ザ・リーパー
11. ライド・ウィズ・デス
12. デンヴァー 666
13. アップ・オール・ナイト (ライヴ) (日本盤ボーナス・トラック)
14. デンヴァー 666 (ライヴ) (日本盤ボーナス・トラック)

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デンバー出身、スピードウルフの1stアルバム!
バンド名やジャケ、メンバーの格好からしてかなりアレな感じだが、
当然音楽もイメージ通りの漢漢漢ロックンロール!

パンク・メタルやサタニック・モーター・スラッシャー
とか一部のファンに呼ばれている通り、
モーターヘッドをメインに初期スラッシュやNWOBHM、
ハードコア系の速いのをブチ込んだような感じ。
1曲目のイントロは非常にもったいつけているが、
そこから先は清清しいまでの一本調子、
「俺たちは止まったら死ぬ」と言わんばかりの
ノンストップ爆走ロックンロール!
シンプルかつフックのあるリフがカッコ良すぎる!

アナログ感を意識した音作りのため粗くスッカスカだが
演奏は非常にタイトなのでチープさはあまり感じない。
このバランスはなかなか絶妙だと思う。

何も考えずにヘッドバンキングをしたいときにオススメだ!
スピードウルフ!!
posted by naganopeth at 12:09| Comment(0) | S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月25日

Crimson/Sentenced

CrimsonCrimson
Sentenced

曲名リスト
1. Bleed In My Arms
2. Home In Despair
3. Fragile
4. No More Beating As One
5. Broken
6. Killing Me Killing You
7. Dead Moon Rising
8. The River
9. One More Day
10. With Bitterness And Joy
11. My Slowing Heart

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「フィンランドの極端な天候が、俺たちのやることなすこと全てに影響を与えているんだろう。
ここでは3つのことしかできない。
1つ目はテレビを観ること。2つ目は自殺すること。そして3つ目はミュージシャンになることだ。
で、俺たちはバンドを組んで自殺することについて歌うことにしたのさ」

-アルバム発表時のサミ・ロパッカ(g)のインタビュー


フィンランド出身のHMバンド、
センテンストの6枚目のアルバム。

前作「フローズン」もメロディが充実した素晴らしいアルバムだったが、
センテンストがもう一つ上のレベルに達したのはこの作品だと思う。
センテンストの出したアルバム中最も暗く、尖っている。

前作と比べボーカルのヴィレ・レイヒアラの成長が目ざましく、
これまではジェイムズ・ヘットフィールドやニック・ホルムズ系の
単なるHMシンガーというイメージだったが、
荒削りながらも聴き手の胸にダイレクトに迫る「痛みの告白者」となった。
@Cなど作曲面での貢献も非常に大きい。

アルバム全体がメランコリックでダークな雰囲気に包まれているが、
同時に煽情力のあるメロディからは力強さを感じるはず。
キャッチーで美しいEはバンドの代表曲であり、
荒涼としたアルバムの中でひときわ輝いている。

彼ら特有の、孤独・絶望・自殺といったネガティブな歌詞は
「現実を見つめなおせ」と解釈することもでき、
説教くさい陳腐なメッセージや自己陶酔ではなく
シニカルに聴き手に叩きつけるのがセンテンストのやり方である。
また、バンド自身はこうした歌詞を書いて吐き出すことが
ネガティブな気持ちを拭い去るセラピーであると語っており、
リスナーにも同じように作用すれば、と感じているらしい。

アルバムの後半に少し失速する印象があり、
アルバム全体の完成度としてはあと一歩というところだが、
(そのせいかバンド自身はあまりこのアルバムを気に入っていない)
フィンランドのナショナルチャートの1位を獲得したこともあり、
フィンランドのメタルシーンにとっては非常に重要なアルバムである。
このアルバムで完成されたスタイルは
一大勢力になるフィニッシュ・メタルの源流となった。

そして次作「コールド・ホワイト・ライト」により
バンドは一気に伝説の存在となる。



ちなみに、
印象的なアートワークはグラフィックデザイナーとしても活躍する
ダーク・トランキュリティーのニクラス・スンディンが手がけていて、
そのダーク・トランキュリティーはこのアルバムからDをカバーしています。
posted by naganopeth at 00:11| Comment(0) | S | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする