2012年07月25日

The Hunt/Grand Magus

ザ・ハントザ・ハント
グランド・メイガス

曲名リスト
1. スターライト・スローター
2. ソード・オブ・ジ・オーシャン
3. ヴァルハラ・ライジング
4. ストーム・キング
5. シルヴァー・ムーン
6. ザ・ハント
7. サン・オブ・ザ・ラスト・ブレス
8. アイアン・ハンド
9. ドラゴンズ・ティース
10. シルヴァー・ムーン (デモ・ヴァージョン) ≪ボーナス・トラック≫
11. ストーム・キング (デモ・ヴァージョン) ≪ボーナス・トラック≫
12. ソード・オブ・ジ・オーシャン (デモ・ヴァージョン) ≪ボーナス・トラック≫

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スピリチュアル・ベガーズでも活躍したJB(Vo,g)率いる
スウェーデンのグランド・メイガスの2012年発表の6作目。
今作よりラドウィッグがドラマーとして加入。

初期はドゥーム/ストーナー系として扱われることが多かったが、
最近は王道ともいえる正統派なHR/HMをやっている。
3人中2人が在籍したスピリチュアルベガーズと比べると、
こちらはトリオ編成ということもあり
よりシンプルでストレートな印象を受ける。

JBのボーカルは相変わらず素晴らしく、
故ロニー・ジェイムズ・ディオや
デイヴィッド・カヴァーデイルなどのレジェンド、
オジー化する前のザック・ワイルドを思い出させる。
あと、この人はギタリストとしても非凡で、
感情をギターに直結させて弾くソロは鳥肌もの!

名手ラドウィッグの暴走ドラミングも大活躍、
バスドラはドラムキット全体が震えるかのよう。
そしてもう1人のオリジナルメンバーである
FOXのベースがボトムをしっかりと支える。
(ちなみにFOXは昔オーケストラでチェロを演奏してたんだって。)

トリオという個々の実力が大きく問われる編成で、
音圧や装飾でごまかすことなく勝負している。
よって音は確信的にスカスカだが生々しく、
3人の高いミュージシャンシップにより
まったく迫力不足を感じさせる事がない。

現代的なヘヴィ・ミュージックの要素はあまりないが、
それでもレトロさを余り感じさせないところは、
このスタイルで純粋にクオリティを高めていった結果だと思う。

やっぱりHR/HMは最高!と思わせる内容。
個人的に2012年のベストアルバム候補!!
posted by naganopeth at 23:42| Comment(0) | G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

Nursery Cryme/Genesis


ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)(DVD付)(紙ジャケット仕様)ナーサリー・クライム(怪奇骨董音楽箱)(DVD付)(紙ジャケット仕様)
ジェネシス

曲名リスト
1. ザ・ミュージカル・ボックス
2. フォー・アブセント・フレンズ
3. ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード
4. セヴン・ストーンズ
5. ハロルド・ザ・バレル
6. ハーレクイン
7. ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス

1. DVD AUDIO::ザ・ミュージカル・ボックス
2. DVD AUDIO::フォー・アブセント・フレンズ
3. DVD AUDIO::ザ・リターン・オブ・ザ・ジャイアント・ホグウィード
4. DVD AUDIO::セヴン・ストーンズ
5. DVD AUDIO::ハロルド・ザ・バレル
6. DVD AUDIO::ハーレクイン
7. DVD AUDIO::ザ・ファウンテン・オブ・サルマシス
8. DVD EXTRAS::リイシュー・インタビュー2007

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英国プログレッシブ・ロックを代表するバンド・ジェネシス
フィル・コリンズ主導の世界的なポップ・バンドになる前の
ピーター・ゲイブリエル(vo)&スティーブ・ハケット(g)時代を代表する作品。
笑顔の少女と生首という気持ちの悪いジャケットと
怪奇骨董音楽箱という邦題も有名ですね。

自分はアイアン・メイデンが強く影響を受けたバンドとして
聴き始めたのがきっかけだった。
まだプログレ初心者だった事もあってか
この頃のジェネシスが持つ独特の「気持ち悪さ」が苦手だったが、
次第にこの「気持ち悪さ」が個性の強さであると気付きハマっていった。

1曲目はピーター時代のジェネシスを代表する曲で、
踏み絵のような役割を果たすかもしれない。
奇怪なジャケットとこの曲の歌詞の内容は共通しておりこんな感じ↓

ある日、笑顔の可愛らしいシンシアという女の子が
一緒にクリケットをしていた男の子・ヘンリーの首を打球鎚で吹き飛した。
2週間後、ヘンリーの家のオルゴールを開けると
ヘンリーの幽霊が現れ、どんどん歳をとっていく。
シンシアがオルゴールをひげの生えたヘンリーの幽霊に投げつけると、
オルゴールも幽霊も粉々になってしまった。

…まさに怪奇のオルゴールという邦題どおりって感じですなあ。
「なぜ 僕に触れないの 触れてよ
 なぜ 僕に触れないの 触れてよ 触れてよ
 触れてよ 今 今 今 …」
って歌詞もこのストーリーを知ってると怖い!
ピーターのシアトリカルで表現力の高いボーカルが
この世界観を絶妙に描き出している。
スティーブ・ハケットのアグレッシブかつ
繊細で叙情的なギターも素晴らしいです。

イントロからピーターの囁く声が得体の知れない恐怖をあおり、
中間部のインストパートは非常にスリリングで単純にカッコいい。
中盤から後半にかけてどんどん盛り上がっていく曲の構成も見事、
最後の締めに至る部分は今まで聴いた全ての曲の中で最も好きかもしれない。
よく10分そこそこでまとめたなぁという感じ。

他の曲もすばらしい出来なんだが(個人的に4曲目が好き)、
どうしても1曲目のインパクトが凄すぎるな…

自分にとってプログレッシブ・ロック・バンドの
最も惹かれる部分・重要な部分は
そのバンドやアルバムの持つ世界観であったり、
それを描き出す表現力だったりする。

よくイエスやキング・クリムゾンと比較すると
テクニックが稚拙とか言われてしまうジェネシスだが、
そんな事は微塵も気にならない(個人的には普通に上手いと思うが)。

英国プログレの本質がつまった作品だ。





タグ:GENESIS
posted by naganopeth at 12:52| Comment(0) | G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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