2011年11月09日

We're Here Because We're Here/Anathema

B004WOXM3MWe're Here Because We're Here
Anathema
The End Records 2011-06-07

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イギリスのプログレッシブ・バンド、アナシマの9作目

初期はゴシック・メタルに通じるような音楽性だったが
次第にメタルっぽさは影を潜めていき、
今作もメタルの要素はほとんど感じられない。

曲によっては緊張感の高まるパートもあるが、
全体的にはジャケットのイメージ通りの
透明感・浮遊感に包まれたプログレッシブ・ロックで
すさんだ心を浄化してくれるかのような美しさ。

イメージとしては同郷の大先輩、マリリオンのような
ポンプ・ロックに通じるところが大きい。
またポーキュパイン・ツリーの影響も随所に感じられるが
ミックスはスティーブン・ウィルソンが担当しており納得。

なんとなくオーペスの「ダムネイション」と比べたいところだけど
あちらのような「暗さ」「鬱っぽさ」は薄めで
全体的なイメージは異なるのでご注意を。

とにかくビューティフルなアルバムなので
メタラーの方以外でも強くお勧めしたい!!
posted by naganopeth at 19:23| Comment(0) | A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月08日

Eclipse/Amorphis

EclipseEclipse
Amorphis

Nuclear Blast Americ 2006-03-21
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メロデスの黎明期から活躍するアモルフィス、
新ボーカルに、トミ・ヨーツセンを迎えた7作目

出身国フィンランドの叙事詩「カレワラ」を題材に
トラディショナルな民謡をメタルに融合させた
独特なサウンドでつとに有名だが、
名作の3作目「Elegy」以降は、70年代サイケ/プログレ要素を強め
地味になり小難しくなった印象があった。
今いちパッとせず、ちょっとロートル扱いされ始めた。

そんな彼らにとってこの作品は起死回生、
まさにターニング・ポイントになった気が。
以降傑作を連発し、まさにいま全盛期となってる。
離れって行ったリスナーを呼び戻し、
新しいリスナーを着実に増やしている。

彼らの個性である土着性はそのままに
初期の田舎臭さ(悪い意味ではない)はいい塩梅に洗練させ
前作まで抑え気味だったメタル的な力強さが加わった。
曲によってはSentencedばりの慟哭も顔をのぞかせる。
同郷だもんな。

新ボーカルのトミの貢献度が非常に大きい!
表現力抜群のノーマル声と攻撃的なデス声を自在に操る
彼のボーカルはAmorphisの音楽性=カレワラの世界観にぴったりだ

全編通し高クオリティが保たれていて、まさに名盤。

エサ・ホロパイネンのAmorphis節全開のメランコリックな
BLeaves ScarとCBorn From Fireが特にすばらしい。
ラベル:Amorphis
posted by naganopeth at 09:45| Comment(0) | A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする