2016年07月17日

アイアンメイデン個人的ベスト10枚

英国ヘヴィメタルの代名詞、アイアンメイデン。
生意気にも個人的にアルバム好きな順で10枚並べてみました。
まあよく聴くのはライブ盤だったりしますが…


@サムホエア・イン・タイム
ライブで演奏される曲は少ないけど一番粒ぞろいだと思うアルバムがこちら。
当時はキラキラしたギターシンセサイザーを使ってることが批判されたらしいけど、
今となってはなんとも80年代の雰囲気が出てて最高。
アイアン・メイデン必殺のギャロップビート全開のオープニングから始まり
最後までメイデンらしいキャッチーでアグレッシブな曲が続く。
長距離ランナーの孤独を聴きながら走ると気持ちいい!!


A第七の予言
コンセプトアルバムだがコンセプトアルバムっぽい雰囲気はあまりない。
80年代HMを代表する名曲ジ・イーヴル・ザット・メン・ドゥを始め
どの曲もシングルカットされてもおかしくないクオリティ。
ただし前作と比べるとタイトル曲がちょっと退屈な気がするので僅差で2位。
ラストのオンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤングはメイデンらしさが詰まった隠れた名曲。
意外とファンの中でも賛否両論なのがびっくりする。


B戦記
ブルース&エイドリアン復帰後で個人的に一番好きなアルバムだが
タイトル通り戦争がテーマになっており
取っつきにくいとされてるアルバムではなかろうか。
長尺な曲が大半を占め、冗長で難解と感じる人も多いが、
複雑な曲の展開に無理がなく、ドラマティックに仕上がっている。
重厚な楽曲のなかで、ここにきてさらに表現力の増したブルースの歌唱が際立っている。
通して聴くと緊張感からかとても疲れるが、同時に充実感を得られるアルバム。
試聴機対策か1曲目がやけに明るくて浮きまくってるのと、ちょっとこもったような音が玉に瑕。


C魔力の刻印
ライブの定番曲がズラリと並ぶ、言わずと知れた名盤。
が、ライブで映える曲が多いので、スタジオ版はちょっと物足りない気もする。
ぱっと聴くと前任ボーカルとだいぶ曲の雰囲気変わったなあという感じだが、
何度か聴いてると実は根幹はそこまで変わってないんじゃないかと思ったり。
ともあれ表現力豊かなブルースの加入により楽曲の幅が広がったことは事実。
審判の日は個人的にメイデンのなかで一番好きな曲。


D死の舞踏
ジャケがめちゃくちゃダサいのと1曲目の掴みが弱いので過小評価気味のアルバム。
前作であんまり恩恵を感じられなかったトリプルギターがかなり活かされている。
聴いたことがあるようなフレーズがちらほら出てくるが
過去の焼き増しというより伝統の匠の技といった趣がある。、
最後にアコギのバラードが入ったりなにげに新要素も。
アグレッシブな曲も多いのでブルース&エイドリアン復帰後のアルバムの中では最も取っ付きやすい。


E鋼鉄の処女
記念すべきメイデンのデビュー作。
若者特有の荒々しくハイテンションなエネルギーが充満しており、
スティーヴに怒られるがどうしてもパンクの影響を感じてしまう。
HM/HR、パンク、プログレと自分達の好きなの全部混ぜて勢いで作ったような感じなのに、
とっちらかった印象があまりないのがこのデビュー作の凄いところかと。
酷い酷いと言われる録音も大きなマイナスポイントというほどでもない。


Fキラーズ
基本的な路線は1stアルバムと同じだが、
音質がかなり改善されたおかげか洗練された印象。
新加入エイドリアンのメロディックなギターが新たな可能性を感じさせると同時に
今後の展開という点でポールのボーカルに限界も感じる部分も多少ある。
とはいえ、この時代の曲はやはりポールが一番合っている。



G魂の書
今のところの最新作。
ここに来てバンド初の2枚組の大作で、尽きない創作意欲に感服する。
最近のアルバムは一曲目がイマイチだったがこれは出色の出来で
やっぱりメイデン凄いなあと素直に思わせてくれた。
プログレッシブだ冗長だ難解だといっても結局はバンドのどこに魅力を感じるかで評価が分かれる。
メイデンのドラマティックな曲が大好きな僕としてはすんなり入り込めた。
しかし撃墜王の孤独やトゥルーパーみたいな曲こそメイデンの真髄!と思う人には
ひたすら長くてつまらないアルバムと感じるのもまたわかる。
スティーブのプログレ趣味はいつにも増して楽曲に色濃く出てるし、
ラストの20分超の大曲はブルースの憧れであるピーター・ガブリエル作のサパーズ・レディを想起させる。
いま現在のメイデンが全力でやりたいことをやりきったアルバムであることは間違いない。
ケヴィン・シャーリーのこもり気味の音作りは苦手だったが、このアルバムはいい感じ。

Hフィア・オブ・ザ・ダーク
勢い任せで作ったような前作から方向転換し、
1曲目以外はストレートなヘヴィメタル要素は抑えめ。
この作品からプログレ趣味がさらに色濃くなってきた。
ブルースが一旦脱退したということ以外にも分岐点となるアルバムだと思う。
超ドラマチックなスティーブ作のタイトル曲が有名だけど、
フィア・イズ・ザ・キーやウェイスティング・ラブなど
ヤニックが作曲に関わった曲も叙情的でとてもいい感じ。


I頭脳改革
酷い邦題だな...
新加入ドラマーのニコの強烈な自己紹介から始まる4thアルバム。
前作にはまだ少しだけ残っていたパンキッシュな要素がほぼ消え
現在まで続くメイデン流メタルの基盤が固まった。
全体のインパクトとしては前作に劣るが、
名盤と評されている次作より完成度は上だと思う。個人的に。
イカロスの飛翔はキャッチーでとてもいい曲だが
スティーヴはコマーシャル過ぎるとお気に召さない様子。
代表曲トゥルーパーはスタジオ版だと少し寂しい気がします。


以上です。
僕はブルース&エイドリアンがメイデンに復帰したころに聴き始めた後追いですが、
過去の作品に強い思い入れが無いぶんフラットな感想になったと思いました。
過去の栄光に頼らず、今でもライブで新譜の曲をガンガンやるメイデンはかっこいいと思います。
これからも素晴らしいアルバムが出ることを期待します!





posted by naganopeth at 20:22| Comment(0) | I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月02日

The Jester Race/In Flames

ザ・ジェスター・レースザ・ジェスター・レース
イン・フレイムス

曲名リスト
1. デッド・エタニティ
2. ザ・ジェスター・レース
3. グレイヴランド
4. ムーンシールド
5. ザ・ジェスターズ・ダンス
6. ディセンバー・フラワー
7.アーティファクツ・オブ・ザ・ブラック・レイン
8. デッド・ゴッド・イン・ミー
9. ウェイフェアラー
10. ロード・ヒプノス
11. デッド・エタニティ(デモ・ヴァージョン)
12. ザ・インボーン・ライフレス~デッド・ゴッド・イン・ミー(同)

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


スウェーデンを代表する北欧叙情デスメタル・バンド
イン・フレイムスの96年発表の2作目のフル・アルバム
アンダース・フリーデン(vo)が加入しての初めてのアルバム。

今や世界的に活躍している彼らだが、
この頃はまだまだ洗練されておらず、
現在と比べると演奏技術もまだまだといった感じ。
曲が唐突に終わることも多く、
詰めの甘さを感じるかもしれない。

カーカスやアット・ザ・ゲイツが提示してきた
「基本はデスメタルで味付けでメロディを加える」
というスタイルとは少し違って、
あくまで北欧らしい抒情的なメロディがキモであり
溢れるようなメロディをツイン・ギターで弾きまくり
そこにデスボイスを被せていくという
彼ら独自のスタイルを作り上げた。

Cムーンシールドなんかは特に
自国の民謡、フォーク/トラッドの影響も強く、
ワルツのリズムも使用している。
デスメタルと言える部分はボーカルのみ。
この辺が先ほど上げたバンド2つのバンドとは全く違う。

その他の曲も極上のメロディが詰まっており
天才的なメロディーメーカーである
イエスパー・ストロムブラード(g)の才能が発揮されている。
特に正統派メタルのFは名曲。

Eの流れるようなギターソロは鳥肌が立つほど素晴らしいが
弾いているのはゲスト参加のギタリストで、
ディメンション・ゼロにも参加しているフレドリック・ヨハンソン。

少々青臭いながらも、エモーショナル&メランコリックで
ギター・オリエンテッドな作風は、
ジャンルは全く違うがウィッシュボーン・アッシュや
フランスのタイ・フォンなどにも通じる。

このアルバムが多数のフォロワーを生み出したのは間違いなく、
メタルコア・バンドがよく言う「イエテボリ・スタイル」は
アット・ザ・ゲイツの「スローター・オブ・ザ・ソウル」と同じくらいに
このころのイン・フレイムスの影響が強いように思われる。

自分はメジャーになったイン・フレイムスももちろん好きで、
彼らの最高傑作はここから10年後に発表される
「カム・クラリティ」だと思っているが、
なぜか無性にこのアルバムが聴きたくなる。

この頃のサウンドにこだわる人が多いのもわかる。
タグ:IN FLAMES
posted by naganopeth at 20:56| Comment(0) | I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月20日

One For Sorrow/Insomnium

One for SorrowOne for Sorrow
Insomnium

曲名リスト
1. Inertia 3:43
2. Through the Shadow 4:32
3. Song of the Blackest Bird 7:29
4. Only One Who Waits 5:18
5. Unsung 5:04
6. Every Hour Wounds 5:24
7. Decoherence 3:18
8. Lay the Ghost to Rest 7:46
9. Regain the Fire 4:26
10. One for Sorrow

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


フィンランドのメロディック・デスメタル・バンド
インソムニウムの2011年リリースの5作目。

これは本当にすばらしいアルバムです!

知名度はなんでかイマイチだが、
個人的にはスウェーデンのメロデス大御所2バンドが
2011年に出した新譜を越えてしまった印象。

前作Across The Darkと同路線で
その音楽性に変化は無いが
前作が素晴らしかったので問題なし!
確固たるスタイルを確立したともいえる。

超ドラマティックな音楽性と
抜群のメロディ・センスにさらに磨きがかかり、
そのうえ一段とシェイプアップされた印象だ。

キャッチーでメランコリックなAThrough the Shadow
超センチメンタルなインストFDecoherence
感動的なGLay the Ghost to Rest
などなど挙げていくとキリがなさそうだ\m/

EEvery Hour Woundsなどでも感じられる通り
イン・フレイムスに影響を受けているのは間違いないが、
至るところで感じられる土着性と哭きのメロディは、
同郷の先輩であるアモルフィスとセンテンストの血を
しっかりと受け継いでいる。

よくいるチルドレン・オヴ・ボドムの
パクリバンドとは全っ然違う、
正真正銘のフィニッシュ・メタルだ!!
posted by naganopeth at 10:43| Comment(0) | I | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。